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4年間でやっとチャンネル登録者6,000人を超えたYouTubeチャンネルを、ChatGPTも駆使して初めて分析してみたお話(*´ω`*)

皆さん、おはこんばんちは。
6スタです。

4年もの間、自分がやりたい動画をひたすらコンテンツにしてきた6スタYouTubeチャンネル。

そのチャンネルなんですが、株式会社6Studioの立ち上げと合わせてこの6Studio`s noteの立ち上げもしてバタバタしてたところ、ちょうど先日登録数6,000人を超えました(中途半端)

そんな時にふと、

「そういえば自分のチャンネルのことなのに、あんまり登録者以外の数字って気にしてなかったわ〜🥸」

と思いまして。

チャンネル登録10,000人に向けてYouTubeのコンテンツをどうしようかなー、ともちょうど思っていたので一度ちゃんと分析しておこうと思い、

4年間でやっとYouTubeのチャンネル登録者が6,000人を超えたので、ここらで分析してみよー

と、自分の本業でやってる仕事のような感じで、ちょっとガチめにやってみようと相成りました。


どんな分析すると良さそうか??

こういう分析って闇雲にやっても良くないので、何を目的にするか?というゴール設定が重要でして。

というわけで、

「チャンネル登録者10,000人をどうやって少しでも早く達成できるか?」

をゴールとして、残り4,000人余りの登録者を少しでも早く増やすべく

効率よくチャンネル登録を増やすには、どのような動画を作れば良いのか!?

という点に的を絞って、それに当てはまる内容の動画を増やしていくのが良さそうだなーと思いましたまる

効率とはすなわち「割合」「率」

「別に、んな回りくどいことやらんでも視聴回数増やせればチャンネル登録増えるやん」

まぁそりゃそうなんですが、私のチャンネルでやっているジャンルってどちらかというとニッチな訳なので、視聴回数増やすのって難しいんですよ。

なので「数」ではなく「率」

この効率をある程度意識しないと、いくら頑張ってもなかなか伸びないと思うわけです。

でも、自分だけの分析だけじゃなくて客観的な情報も欲しいよね〜

とはるな愛さんも言ってたので、

そうだChatGPT、聞こう。 

と京都に今から行きそうなノリで聞いてみたので、その手順も含めてまとめてみましたよ、と。

まずは、分析の元になるYouTubeアナリティクスでどんなデータが出せるかを確認

以前ぼんやりと眺めたことがあったんですが、改めて見たらめっちゃあるんですよね😱

YouTubeアナリティクスで見れるデータ。
すごい量・・・

もちろんこんな量を一つ一つ分析してたらいつまで経っても終わらないので、先ほどの

効率よくチャンネル登録を増やすには、どのようなコンテンツを作れば良いのか!?

を分析するのに必要なデータだけに今回は絞ろうと思います。

① 視聴回数に対するチャンネル登録の効率の良さを分析してみる

まずは

チャンネル登録数が多い順に動画を並べればよくない!?

と単純に思っていたのですが、視聴回数が多くてチャンネル登録者数が増えるのは当たり前なことに気づき(遅い)

視聴回数に対して「如何に効率よく」チャンネル登録数を増やせている動画はどれか!?

で分析してみました。

これはつまり「視聴回数が仮にそこまで伸びなかったとしても、しっかりチャンネル登録につながる動画はどれか?」というのを調べてるわけです。

そこで視聴回数とチャンネル登録者のデータをGoogleスプレッドシートに表示してみたのが👇

240本ほどあるので、一旦視聴回数TOP20のみ

ただ、このままだと何のこっちゃになるので「チャンネル登録者÷視聴回数」、つまり

1回視聴してもらうと何人チャンネル登録をしてくれるか?

を出して並べ直してみます。

すると・・・

おー!こうして見てみると、別に視聴回数が多い動画だからといって「1視聴あたりの登録者」が多いわけじゃないんですよね。

特に以下の黄色にしたところをみると分かりやすいと思うんですが

一番視聴回数の多い、3万円以下のオーディオインターフェースの比較動画は「1視聴あたり0.0034人の登録者」(=1,000回視聴で3.4人の登録者)

ちなみにその動画は👇

一方、12番目の視聴回数である私6スタの自宅スタジオルームツアー動画は
「1視聴あたり0.0056人の登録者(=1,000回視聴で5.6人の登録者)」
と実に1.6倍以上効率がいいわけです。

ちなみにそのルームツアー動画は👇

(両方とも懐かしすぎるのと、今と明らかに声の出し方とかまぁ色々違ってて恥ずかしいですな・・・)

もちろん視聴回数が多くて、かつ1視聴回数あたりの登録者が多ければいいのですが、視聴回数稼ぐのって思いの外大変なわけでして・・・なので「効率重視」で考えていこうかと。

ちなみにこの記事を執筆している2024/9/11現在で全240本ほどの動画を公開しているのですが、その中から先ほどの「1視聴回数あたりの登録者」が多い順に並べたのが👇

1視聴あたりの登録者が多い順のTOP20

ここで勘が良い方はすでにお気づきかもしれませんが、結構視聴回数が少ないやつも上位に出てきちゃうんですよね。

分母になる「視聴回数」が少ないけど数件でもチャンネル登録者があると割合としては大きくなってしまうので、ここは足切りをしないと見誤りますね。

そこで今回は視聴回数1,000回以上の動画に絞って見たところ、以下の通りとなりました。

うん!
なんとなくいい感じのデータになりました。
(あくまでなんとなく、です)

で、人の目でバーっと見て傾向を掴むのもいいんですが、こういう時に頼りになるのが「AI」!

というわけで、ChatGPT先生にこのデータから傾向を分析してもらいました。

ChatGPTに投げたプロンプトは以下。
(なぜかスプレッドシートのままやCSVだとうまくいかなかったので、エクセルを投げて分析してもらいました)

視聴回数が1,000回以上の動画に限定し、
1視聴あたりの登録者が多い動画TOP10を抽出して、
それらの動画コンテンツの内容の傾向を教えてください。

それで得られた内容は以下です。

まぁ、データ見たまんまを答えてくれたという感じでして💦

でも実はですね、気づいたんですよ。

6スタYouTubeチャンネルの十八番である「機材レビュー関連」の動画がほとんどないことに・・・😱
(どちらかというとニッチなレビューがチラホラありますね)

実に面白い(by ガリレオ)

やっぱり自分でじっと眺めるんじゃなくて、こうやって文字にして出力してもらうと頭が整理できていいですね。

② どれだけ短い期間でチャンネル登録が増えたかという時間効率の軸で考えてみた

先ほどのデータだけですと「時間」という軸は一切考慮に入れてないので、今度は如何に短い時間でチャンネル登録を増やしたかの効率を出してみました。

今度はその計算も含めて全部ChatGPT先生にやってもらうことにしたので、プロンプトは以下の通り。

動画公開から経過した時間に対するチャンネル登録の効率を計算して、
その動画TOP20をピックアップしてください。

その結果が👇

チャンネル登録者「1」とか「3」とかが出てきてしまいました・・・。

これもまた数が少ない問題になってしまい結果がブレるので、チャンネル登録者がある程度ある動画だけに絞りたいのですが、さてどこで足切りするか。

そこで一旦ChatGPT先生に以下を聞きました。

プロンプト:
チャンネル登録者の平均値と中央値を教えてください。

その回答が

ChatGPT先生より:
チャンネル登録者数の平均値は約20.22人、中央値は7人です。

ということでして、平均だと数が多いものに引っ張られるので、今回は中央値のチャンネル登録者7人以上で足切りしてもらいました。

その結果が👇

これもなんとなくいい感じになりましたので、この②でも動画内容の傾向を聞いてみた結果が👇

またもや出てきた動画内容をまとめてくれてるだけなんですが、こっちはレビュー系動画出てきましたが単発というよりもまとめ系動画ですね。

あと①の「視聴回数に対するチャンネル登録の効率」の分析の方では出てこなかったショート動画が意外にも時間に対する効率という面だと良さそうなことは意外な収穫でした。

③ ①&②の二つの分析から見えてきたことをまとめてみる

以上から①と②の分析のどちらにも出てきている動画はつまり

  • 1視聴回数あたりの登録者獲得の効率がよく

  • 時間的にみても短期間で登録者を増やせてる

ということになるわけなので、両者で重複している動画を抽出したところ以下の6つとなりました。

マスタリングエンジニアMoroishi Masaokiさん全面監修「現代マスタリングのすべて」ダイジェスト無料公開!全2時間20分超えの中から無料公開決定!(①で2位、②で6位)

【突撃!あの人の音楽スタジオ】Vol.17 ボカロP兼音楽クリエーター みきとPさん 前編 スタジオ紹介 #ボカロp #DTM #宅録(①で12位、②で5位)

【突撃!あの人の音楽スタジオ】Vol.17 ボカロP兼音楽クリエーター みきとPさん 後編 インタビュー #ボカロp #DTM #宅録(①で14位、②で16位)

【デモ音源あり!】高級マイクプリ10機種徹底比較 ADTAUDIO, AVALON, IGSAudio, , Chameleonlabs,NEVE, WAVERIDER, Chandler, AMEK(①で7位、②で17位)

【ヤマハ #パシフィカを1名様にプレゼント】YAMAHA PACIFICA 612VIIFMに、噂のピックアップEVERTONE PICKUP(Class-S)を載せてノーマルと比較してみた(①で5位、②で18位)

【初コラボ!】突撃!あの人の音楽スタジオ Vol.14 宮地楽器RPMさんの新店舗に、作曲家和田貴文さんと一緒に突撃しました! 前編 #楽器屋 #DTM #宅録 ​ @takafumi_wada(①で4位、②で20位)

モロイシさんのマスタリング動画、強し!
①で2番目、②でも6番目と圧倒的にチャンネル登録の効率がいいですね。

マスタリングという、YouTubeで比較的相性のよいコンテンツに現役のプロのマスタリングエンジニアであるモロイシさんの解説を掛け合わせられた、というなんとも至極当たり前な理由ではないかと考察。

その他にも、みきとPさんおよび和田さんとコラボさせていただいた宮地楽器RPMさんでの「突撃!あの人の音楽スタジオ」の動画。

あとは高級機材なフォーカスしたものと、プレゼント企画としても実施したYAMAHA PACIFICAにEVERTONEピックアップを載せたものとの比較動画でした。

以上から6スタなりの考察をまとめてみると、

  • 音楽制作に関わるノウハウ×プロの解説

  • 突撃!あの人の音楽スタジオ

  • 高級機材のガチ比較

  • プレゼント企画を絡めた動画

あたりはやはり今後も鉄板コンテンツとして押さえておくべきものだということ、それに加え①の視聴回数に対するチャンネル登録の効率でいうと「舞台裏」系コンテンツとかも良さそうですね。

また②で分析した時間軸というスピードを重視するならスタジオツアー(そろそろやろうかな)であったり、ヒキのあるショート動画を作れるとさらに加速できそうなことも見えてきました。

また今回は②の分析で足切りをしなかったのですが、ここ最近作っている「オーディオインターフェイスレビュー動画」もチョコチョコ入ってきていた=公開からの経過は短いがその割には中央値となるチャンネル登録7以上の動画があるので、ここはそもそも引き続きガシガシ作っていく予定でしたので今後の伸びに期待のコンテンツということが分かったのも収穫でした。

以上ザザッと分析したことを取り留めなくまとめてみましたが、自分の中で今後は👆でピックアップしたジャンルの動画を中心に制作していけばよい、という指針ができたので、ぜひ6スタYouTubeチャンネルの今後にご期待ください👍
(チャンネル登録まだの方はぜひ👇)

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